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紙の神様って知っていますか?

【なかしまたより:第七葉】

紙の神様は福井県の越前市、岡太(おかもと)神社・大瀧神社にまつられています。

紙の神様がまつられている岡太(おかもと)神社とは?

岡太(おかもと)神社の言い伝え。
今から約1500年前に、「越前五箇」と呼ばれる越前市岡本地区を流れる川の上流に女神が現われ、村人に紙漉きの技を伝えたといわれています。

人々はこの女神を「川上御前」と呼び、岡太神社の祭神として崇められています。

これは926年の「延喜式神名帳」にも記載されているようです。

大瀧神社は川上御前の御神威を受け、紙業界の発展に寄与した元々神仏習合の神社となっています。

5月に毎年お祭りがあります。

毎年の春の祭神事は5月3日~5日に行われており、3日には奥の院から神様を神輿に乗せてお迎えし、4日の午前中に例大祭(本祭り)が行われます。

ここでは町内の子供たちが紙漉きを神事として奉納する、浦安の舞・紙の舞・紙神楽などが行われます。

最終日の5日には神輿が各集落を回り、再び奥の院へと神様をお送りします。

岡太神社の祭りの様子
祭神事の様子

現在残っているこの大瀧神社は歴史の荒波を乗り越え、江戸後期の天保14年(1843年)に再建されています。(中島商店の創業は1863年)

社殿は素晴らしく国の重要文化財にも指定されています。

紙の神様に会いに行ってみては?

中島商店も毎年例大祭には足を運び、「紙の神様」に1年の商売繁盛を祈念しています。

全国に唯一無二のこの神様は紙業界では知らない人はいないのではないかと思います。

社殿の素晴らしさももちろんですが、代々子供たちが受け継いでいる舞の奉納も素敵です。

たどたどしい場面もほほえましく、一度ご覧いただくことをお勧めします。

一般の方でも見学が出来るのでお近くの方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

5月の連休中日で晴れた日はとても気持ちがよく森林浴も楽しめそうなところです。

お時間がある方は奥の院まで足を運んでみてください。

かなりの山道なので山歩きが出来る程度の靴を履いて出掛ける事をお勧めします。

ー営業部 M ー

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